今回は、自己破産の必要書類や集め方などについて、先生に聞いてみましょう!
自己破産の必要書類はケースによって異なる

先生、こんにちは。自己破産の必要書類について教えてください。

こんにちは。自己破産は裁判所を利用する手続きであり、複雑な面があるので必要書類はかなり膨大になりますよ。

やっぱりそうなんですね。どのようなケースも同じだけの書類が必要になるんでしょうか?

いいえ、異なります。すべての事件で共通の必要書類もありますが、ケースによって異なる書類が必要になることも多いですよ。

そうなんですね。それだと、個別のケースによって必要書類を判断するのが結構大変ですね。

そうですね。その判断は弁護士に任せると良いでしょう。
自己破産の必要書類の例

自己破産の必要書類は、具体的にどのようなものが必要になりますか?

まず、住民票や債権調査票、債権者一覧表や財産目録、収入関係の資料や家計収支表、報告書などはどのような事件でも必要になりますよ。

それだけでも結構多いですね。そのほかにも必要な書類があるんでしょうか?

たくさんあります。財産関係の資料も必要ですが、これについては所持している財産内容によって必要になる書類が異なってきますよ。

財産関係の資料というと、たとえば預貯金通帳や不動産登記簿などですか?

はい、そのほか生命保険の解約返戻金証明書や固定資産評価証明書、車検証や車の査定書、さらには退職金証明書なども必要になりますよ。

財産関係の資料については、自分が所有している財産に関連するものを提出すればいいんですね?

そういうことです。具体的には依頼している弁護士の指示に従うと良いでしょう。
自己破産の必要書類の集め方

自己破産の必要書類はどのようにして集めればいいのでしょうか?集め方を教えてください。

まず、住民票や固定資産評価証明書は市町村役場でとります。所得証明のための課税証明書も役場で取れますよ。不動産登記簿は法務局でとりますし、生命保険の解約返戻金証明書は保険会社に連絡して出してもらいます。

家計収支表は債務者が自分で作成するんですよね?

はい、これについては書き込むための用紙を弁護士に渡されますので、2ヶ月分の家計収支を記入しましょう。車の査定書は車のディーラーのところに行って、下取り価格などを出してもらうといいですよ。

わかりました。
自己破産の必要書類集めの注意点

自己破産の必要書類を集める際の注意点はありますか?

自己破産での必要書類は最新のものを提出する必要がありますよ。だから早めに集めても弁護士のところに持っていくのが遅れると、その書類は使えなくなる可能性があります。

たとえば住民票などの書類のことですか?これらは何ヶ月くらい使えるでしょうか?

発行日以後3ヶ月以内のものが必要になります。また給与明細書は最新の3ヶ月分が必要ですし、預貯金通帳の記帳も最新にして持っていく必要がありますよ。

なるほど、自己破産の必要書類は新しいものが要ることには注意が必要ですね。

そういうことです。
自己破産するなら弁護士に相談する!

自己破産での必要書類は理解できたでしょうけれど、自己破産の必要書類は膨大なので、弁護士に聞いて確認する必要性がありますよ。

そうですね。自己破産する場合には弁護士にアドバイスをもらうことが必須になりますね。

はい、まずは無料相談を利用して弁護士に話を聞いてみましょう。

わかりました。ありがとうございました。
自己破産の必要書類は膨大です。ケースバイケースで異なる書類が必要になることも多いです。自己破産の必要書類がわからない場合には弁護士に確認しましょう。書類は最新のものを集めなければならないことにも注意が必要です。
自己破産をする場合には弁護士に相談してアドバイスをもらいましょう。