今回は自己破産にかかる期間について、先生に聞いてみましょう!
相談後自己破産申立にかかる期間

先生、こんにちは。今日は自己破産にかかる期間について、教えてください。

こんにちは。自己破産は裁判所を利用した手続きなので、任意整理などの手続きよりも期間は長くかかることが多いですよ。

やっぱりそうなんですね。まず、弁護士などに相談した後、申立までにかかる期間はどのくらいかかるんでしょうか?

弁護士などに自己破産を依頼すると、まずは債権調査をしなければなりませんよ。その間に依頼者は必要書類を集める必要があります。

なるほど、それらの資料がそろったら申立ができるんですよね?

そういうことです。それで、その債権調査票や必要書類を揃えるのに、だいたい1ヶ月くらいかかりますよ。

ということは、弁護士に相談してから実際に申立をするまでの期間はだいたい1ヶ月くらいだということですね。

そういうことです。
申し立て後免責までの期間~同時廃止の場合

次に、自己破産の申立をした後最終的に免責が降りるまでの期間について教えてください。

自己破産申し立て後免責までの期間は、その事件が同時廃止か管財事件かで異なってきますよ。

そうなんですね。やっぱり同時廃止の方がかかる期間が短いんでしょうか?

はい、短いです。同時廃止事件の場合には、申して立て後3ヶ月もすれば免責決定がおりることが多いですよ。

そうなんですね。その間、申立人は何かしないといけないことはあるんでしょうか?

同時廃止の場合、破産者は特段なにもする必要はありません。裁判所で審尋が行われることもありますが、それも1回か2回程度です。審尋はない場合もあります。

なるほど、そうなんですね。だとしたら、同時廃止だとかなり申立人の負担が軽くなりますね。
申し立て後免責までの期間~管財事件の場合

自己破産手続きのうちでも管財事件になってしまうと、免責決定までにかかる期間も長引くんでしょうか?

その場合、同時廃止の場合よりはかなり長い期間がかかりますよ。最低でも半年くらいかかることが多いです。

事案によってはそれよりも更に長くなることがあるんでしょうか?

それはありえます。財産の換価に時間がかかるような事案の場合には1年近く手続き期間が長引くケースもありますよ。

それは結構大変な負担になりますね。

はい、しかも管財事件の場合破産者も何度か裁判所に行かないといけないので、さらに負担は大きくなりがちですよ。

そうなんですね。
自己破産をするなら弁護士に相談しよう!

自己破産にかかる期間についてはわかりましたが、このようなことは弁護士などの専門家に聞かないとわからないことですね。

それはそうです。だから自己破産で気になることがあれば、弁護士に相談をして聞いてみることが大切ですよ。

じゃあ、まずは気軽な無料相談を利用すると良さそうですね。

そのとおりです。がんばってくださいね!
自己破産にかかる期間は、申立まではだいたい1ヶ月くらいです。申し立て後免責までの期間は、同時廃止の場合で3ヶ月程度、管財事件の場合で半年~1年程度です。
自己破産で気になることがあれば弁護士に相談しましょう。