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消費者金融や銀行カードローンなどの借金がかさんで返済が苦しい場合、債務整理を利用すると借金問題が解決出来ます。債務整理には任意整理と個人再生などの種類がありますが、借金の金額によっては、任意整理か個人再生かどちらの手続きを利用すべきなのかがわからないことがあります。

今回は、任意整理か個人再生のどちらを利用すべきかの判断基準について、先生に聞いてみましょう!

任意整理か個人再生か微妙な借金額がある

けんた君けんた君

先生、こんにちは。今日は、借金の金額によって、任意整理か個人再生のどちらを選択すべきかという判断基準を教えてください。

ゆい先生ゆい先生

こんにちは。確かに任意整理も個人再生も手続き後支払いが残るので、借金額によっては任意整理でも解決出来そうだし個人再生も利用出来そうだという微妙なラインがありますね。

けんた君けんた君

そうなんです。借金額が100万円くらいなら任意整理で良いでしょうし、明らかに借金額が大きければ個人再生するしかなくなりますが、微妙な借金額の場合にどちらを選択すれば良いのか迷います。

ゆい先生ゆい先生

なるほど、わかりました。実際に、200万円~300万円くらいの借金額の場合に、任意整理か個人再生のどちらを選択すべきか迷うことが多いです。

任意整理では借金額の減額が難しい

ゆい先生ゆい先生

任意整理か個人再生のどちらを選択するかの基準を考える場合、任意整理では利息制限法を超える取引が無い限り借金額の減額が難しいことが1つの判断要素になりますよ。

けんた君けんた君

任意整理では、将来利息や経過利息などのカットは出来ても元本自体の減額は難しいんですよね。

ゆい先生ゆい先生

そうです。だから任意整理した場合には、基本的に今ある借金額がほとんど全額残ってくると考えなければなりません。

けんた君けんた君

ということは、今ある借金額がそのまま残っても、利息がつかなければその全額を返済していけるかどうかが基準になってくるわけですね。

ゆい先生ゆい先生

そのとおりです。

個人再生を選択する基準は?

ゆい先生ゆい先生

任意整理か個人再生のどちらを選択するか迷ったら、今ある借金額について利息をつけずに、5年間で返済していけるかどうかを基準にするといいですよ。

けんた君けんた君

それは、たとえば200万円の借金だったら60回払いになるので、月々3.3万円くらいになる、ということでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

そうです。月々3.3万円程度の返済を5年間継続出来そうであれば任意整理を利用出来ます。それが厳しければ、個人再生をすると支払総額を100万円に減額出来て、月々の負担額も2.8万円程度になり、支払い年数も3年に短縮できますよ。

けんた君けんた君

なるほど。300万円の借金がある場合、任意整理で5年返済をしようとすると月々5万円の返済になりますね。

ゆい先生ゆい先生

はい、それが可能なら任意整理でも解決出来ますが、この場合には個人再生で100万円にまで減額した方がメリットが大きい場合が多いでしょう。

けんた君うーん

任意整理では5年を超えて返済することは出来ないのでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

出来ないわけではありませんが、無理に5年以上の返済期間を定めて任意整理するくらいなら、個人再生を利用した方がメリットが多いのでおすすめだということです。

けんた君OK

なるほど、よくわかりました。

手続選択で迷ったら専門家に相談しよう!

けんた君けんた君

任意整理か個人再生のどちらを利用すべきかの判断基準についてはわかりましたが、具体的に計算してみて手続きするとなると、素人が自分で取り組むのは難しいですね。

ゆい先生ゆい先生

はい、だから債務整理の手続き選択に迷った場合には、弁護士などの専門家に相談依頼することが大切ですよ。

けんた君けんた君

まずは無料相談を利用して弁護士にアドバイスをもらうといいですね。

ゆい先生バイバイ

そのとおりです。がんばってくださいね!

まとめ
借金額によっては任意整理か個人再生のどちらを選ぶか判断に迷うことがあります。その判断に際しては、今ある借金の残額を、利息支払い無しに5年以内で分割払いできそうであれば任意整理を選択することが可能です。それが無理なら個人再生手続きを利用しましょう。

債務整理の手続選択に迷ったら弁護士に相談しましょう。

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