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消費者金融やクレジットカード、銀行カードローンなどの借金がかさんで返済が苦しくなったら任意整理が有効な解決方法になります。多数の借り入れがある場合、すべての債権者を任意整理の対象とすることができるのでしょうか。任意整理で対象とする債権者は何件まで可能なのかが気になるところです。

今回は、任意整理で対象にする債権者は何件までなのかを、先生に聞いてみましょう!

任意整理で対象にできる債権者は何件まで?

けんた君けんた君

先生、こんにちは。今日は任意整理で対象に出来る債権者は何件までなのかについて教えてください。

ゆい先生ゆい先生

こんにちは。任意整理では対象に出来る債権者の数に制限はありませんよ。

けんた君うーん

そうなんですね。ということは、任意整理では債権者は何件まででも可能なんでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

そういうことです。10件でも20件でも任意整理の対象として整理することが可能ですよ。

けんた君けんた君

それは助かりますね。

債権者が増えれば増えるほど費用が高くなる

ゆい先生ゆい先生

任意整理では債権者を何件まででも対象とすることが出来ますが、任意整理で債権者が増えると注意すべき点がありますよ。

けんた君けんた君

それは、債権者が増えると弁護士費用が高くなるということですか?

ゆい先生ゆい先生

そうです。任意整理の弁護士費用は債権者1件いくらという計算方法で着手金がかかるので、債権者が増えれば増えるほど着手金の金額が高くなってしまいます。

けんた君けんた君

なるほど、着手金が1件3万円としても、20件分の債権者を依頼したら60万円になってしまうのですね。

ゆい先生ゆい先生

そうです。そんなことをするくらいなら、30万円くらいを出して個人再生や自己破産をした方がよほど安くつきますよ。

けんた君けんた君

確かにそうですね。

債権者が増えて返済額が増えると返済が苦しくなる

ゆい先生ゆい先生

任意整理で債権者を何件まででも対象にすることが出来ると言っても、任意整理では手続き後支払いが残ることに注意が必要ですよ。

けんた君けんた君

確かにそうですね。対象にする債権者が増えすぎると、任意整理後の支払いも厳しくなりそうですね。

ゆい先生ゆい先生

はい。債権者数が多いと言うことはその分借り入れ金額も多いと言うことなので、当然手続き後の支払額も高くなりますよ。

けんた君けんた君

ということは、債権者数が多すぎる場合には任意整理をしても借金を整理仕切れないことがあるということですね。

ゆい先生ゆい先生

そういうことです。

任意整理が難しい場合には他の債務整理方法を検討する

ゆい先生ゆい先生

任意整理では理屈的には債権者数は何件まででも可能ですが、実際に債権者が増えすぎると弁護士費用もかさみますし、手続き後の支払いも大きくなると言う問題があります。

けんた君けんた君

ということは、あまりに任意整理で債権者数が増えることは好ましくないということですね。

ゆい先生ゆい先生

そうなります。だから任意整理で債権者が増えすぎる場合には、個人再生や自己破産などの他の債務整理手続を検討することも1つの方法ですよ。

けんた君けんた君

確かにそうですね。

任意整理する場合には弁護士や司法書士に相談しよう!

けんた君けんた君

任意整理では債権者は何件まででも対象とすることが可能だということはよくわかりましたが、その場合には問題もあるのですね。

ゆい先生ゆい先生

はい、だから任意整理をしたい場合には、本当にその手続きが適しているかどうかなどについて、弁護士や司法書士などの専門家にアドバイスをもらうことが大切です。

けんた君けんた君

じゃあ、まずは無料相談を利用して弁護士に話を聞いてみると良いですね。

ゆい先生バイバイ

そのとおりです。がんばってくださいね!

まとめ
任意整理では債権者を何件まででも対象とすることが可能です。ただ、任意整理で債権者が増えすぎると弁護士費用がかさみ、手続き後の債権者への支払いも苦しくなるおそれがあります。

任意整理をする際には、本当にその手続きが適しているのかについて、弁護士に相談する必要があります。

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