今回は、任意整理後に生命保険加入できるのかについて、先生に聞いてみましょう!
任意整理するとブラックリスト状態になる!

先生、こんにちは。今日は任意整理後に生命保険加入できるのかについて教えてください。

こんにちは。任意整理をすると、信用情報期間が保有する個人信用情報に事故情報が記録されて、銀行などのローンやクレジットカードなどが利用出来なくなりますよ。

それは、俗にブラックリストと言われている状態ですよね。このことによって、生命保険への加入も出来なくなるのかが心配なんです。

そのような心配をする人はたくさんいますね。
任意整理しても生命保険加入に制限はない?

任意整理をしても、生命保険加入が制限されることはありませんよ。

そうなんですね。ブラックリスト状態は生命保険には影響しないんですか?

影響はありません。信用情報は個人が貸付を受ける際に問題になるものですが、生命保険契約においては、個人のローンに関する信用状態は問題にならないのです。

生命保険の審査では、信用情報は無関係なのですね。

そういうことです。健康状態や年齢などの生命保険の加入条件さえ満たしていれば、生命保険に加入することが出来ますよ。

生命保険には積立型と掛け捨て型の保険がありますが、どちらのタイプも加入できますか?

どちらも加入出来ます。任意整理手続中に加入することも出来ますし、手続き後に加入することも可能ですよ。

それは助かりますね。
生命保険の契約者貸付は利用出来るの?

生命保険加入していると、積立型の保険の場合には契約者貸付が利用出来ることが多いですが、任意整理でブラックリスト状態になっていたら、契約者貸付は利用出来ないんですか?

契約者貸付とは、積立型の生命保険に加入している場合に、支払い済みの保険料に応じてお金を借りることが出来るという貸付のことですね。

そうなんです。これも一種の借金だから、ブラックリスト状態になっていたら利用出来ないんじゃないかと心配です。

生命保険の契約者貸付の場合、任意整理によってブラックリスト状態になっていても利用出来ますよ。

そうなんですね。契約者貸付の際には、信用情報が問題になることはないということでしょうか?

そうです。契約者貸付は、生命保険の積立金を担保とした独立した制度ですので、貸金業者などのローンとは異なります。だから個人信用情報に事故情報が記録されていても、積立さえしていれば問題なく利用出来ますよ。

それを聞いて安心しました。
任意整理するなら弁護士や司法書士に相談しよう!

任意整理をしても生命保険加入できるし、契約者貸付も利用出来るとわかって安心しましたが、任意整理をする場合にはこのような心配事がありがちですね。

はい、だから任意整理をする場合には、弁護士などの専門家に相談依頼することが大切ですよ。

まずは無料相談を利用するといいですね。

そのとおりです。がんばってくださいね!
任意整理をするとブラックリスト状態になってローン利用が出来なくなりますが、ブラックリスト状態でも生命保険加入することは可能です。生命保険の契約者貸付も利用出来ます。
任意整理をする場合に心配事があれば、無料相談を利用して弁護士に相談しましょう。