今回は債務整理にデメリットがあるのかについて、先生に聞いてみましょう!
目次
債務整理のデメリット~ブラックリスト問題~

先生、こんにちは。今日は債務整理のデメリットとその対処法について教えてください。

こんにちは。債務整理をすると借金問題は解決出来ますが、債務整理手続を取るといわゆるブラックリスト状態になってしまうというデメリットがありますよ。

ブラックリスト状態というのは、ローンやクレジットカードなどの利用が出来なくなってしまうことですよね。

そうです。個人信用情報に事故情報が記録されて、銀行や貸金業者のローン審査に通らなくなってしまうので、ローンやクレジット、携帯電話の本体代の分割払いや子供の奨学金の連帯保証人になることも出来なくなりますよ。

ブラックリスト状態になってしまったら、どのような対処法がありますか?

この場合、ブラックリスト状態になっていない家族名義のカードを利用させてもらったり、家族名義でローンを申し込むことなどで対処出来ます。

デビットカードなら自分名義のカードも持てますよね。

はい、そのとおりです。
債務整理のデメリット~保証人への影響~

債務整理をすると、デメリットとして保証人に迷惑をかけることはないんでしょうか?

あります。保証人がついている債務を債務整理の対象にすると、借金の残金を保証人に請求されてしまいますよ。

そうしたら保証人に迷惑がかかりますし、奨学金などの場合には親に債務整理がバレてしまいますね。

そうなります。保証人がついている場合に保証人への影響を避けるためには、保証人がついている債務を外して任意整理する方法が有効ですよ。

任意整理なら対象とする借金が選べるので、保証人がついている借金を対象外にすれば、保証人に請求がいくこともないのですね。

そういうことです。保証人がついている借金はそのまま返済を続けて他の借金だけを整理します。この方法を執れば、奨学金がある場合でも、親バレすることもありませんよ。

それは助かりますね。
債務整理のデメリット~財産がなくなることも~

債務整理のデメリットとして、たとえば自己破産の場合には一時的に職業が制限されたり、所持している財産をいったんすべて失うなどのデメリットもありますよ。

それは自己破産に限ったデメリットなのですか?

そうですね。あと、車のローンがある場合にそれを対象にして債務整理すると、車が引き上げられるといデメリットもあります。

なるほど、それらのデメリットを避ける方法はありますか?

守りたい財産がある場合には自己破産を避けて個人再生などを利用すること、車のローンがある場合には任意整理で車のローン以外を整理する方法を執ることが有効です。

なるほど、よくわかりました。
債務整理のデメリットの表
デメリット | 1、ブラックリスト状態になる 2、保証人に迷惑をかける 3、自己破産で財産がなくなったり資格制限される 4、車のローンを債務整理すると車がなくなる |
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デメリットを避けたいなら弁護士相談しよう!

債務整理のデメリットについてはよくわかりましたが、それぞれ対処法などもあるのですね。

そうです。だから債務整理する際には、デメリットを避けるためにも弁護士などの専門家に相談依頼することが必要ですよ。

確かにそうですね。まずは無料相談を利用して弁護士に話を聞いてみるといいですね。

そのとおりです。がんばってくださいね!
債務整理をするとブラックリスト状態になったり、保証人に迷惑をかけたり、自己破産で財産が無くなったり一時的に資格制限されたり、車のローンを債務整理したら車がなくなるなどのデメリットがあります。債務整理でデメリットを避けるためには弁護士に相談する必要があります。
まずは無料相談を利用して弁護士に話を聞きましょう。