今回は、債務整理で銀行口座凍結されることがあるのかについて、先生に聞いてみましょう!
債務整理で銀行口座が凍結されることはあるの?

先生、こんにちは。今日は債務整理をしたら銀行口座凍結されるのかについて教えてください。

こんにちは。確かに債務整理をすると、口座凍結されることがありますよ。

やっぱりそうなんですね。その場合、利用しているすべての銀行口座が凍結されてしまうんですか?

すべてではありません。債務整理で口座凍結される銀行口座は、銀行カードローンなどのローンを利用している場合に、その銀行ローンを債務整理の対象にした場合です。

たとえば三井住友銀行の銀行カードローンを債務整理した場合に、三井住友の銀行の口座があったら口座凍結されるということですか?

そういうことです。その場合には他の三菱東京UFJ銀行などの口座には影響はありませんよ。口座凍結が起こるのは、銀行が貸し付けを行うために預貯金を担保として取り扱うからです。

なるほど、そうなんですね。それで、ローンの支払いが滞ったり債務整理したら、口座凍結されてしまうんですね。

そういうことです。銀行側は、ローン残金と預貯金残高を相殺することによって貸付金を回収しようとしますが、口座凍結はその相殺手続きの準備なのです。
債務整理で銀行口座が凍結される場合の期間

債務整理をすると口座凍結される可能性があるとわかりましたが、口座凍結される期間はどのくらいなんでしょうか?

口座凍結は、銀行側がローン残金と口座残高を相殺するための準備です。よって、相殺手続きが完了すれば口座凍結は解除されますよ。

相殺手続きが完了するまでにはどのくらいかかるんでしょうか?

銀行にもよりますが、だいたい2週間~1ヶ月もすれば完了することが多いですよ。

なるほど、わかりました。
銀行口座が凍結された場合の対処法

債務整理で銀行口座凍結されてしまったら、その間不便な問題が発生するのではないでしょうか。対処法などを教えてください。

そうですね。まず凍結される口座が給与振込口座である場合に問題が起こります。放っておくと給料が受け取れなくなってしまいます。

その場合、給与振込口座を変更出来るんですか?

出来ます。会社に言って、凍結されていない口座に給与振込口座を変更しましょう。

凍結された口座から光熱費などの引き落としをしている場合はどうしたらいいですか?

その場合も、口座凍結によって引き落としが出来なくなるので、電気会社やガス会社に連絡をして引き落とし口座を変更するか現金払いに切り替えましょう。

なるほど、よくわかりました。
債務整理するなら専門家に相談する!

債務整理すると口座凍結される可能性があることはよく理解出来ましたが、債務整理にはいろいろと検討しなければならない問題が多いですね。

そうですね。だから債務整理する場合には、弁護士などの専門家のアドバイスを受けることが大切ですよ。

まずは気軽な無料相談を利用して話を聞いてみると良さそうですね。

そのとおりです。がんばってくださいね!
銀行ローンがある場合にその銀行に預金口座を持っている場合、その銀行ローンを債務整理すると銀行口座が凍結されます。口座凍結の期間はだいたい2週間~1ヶ月くらいです。口座凍結された場合、給与振込口座になっていれば給与振込口座を変更しましょう。光熱費などの引き落とし口座になっている場合は引き落とし口座を変更するか現金払いに切り替えます。
債務整理する場合には弁護士などの専門家に相談しましょう。