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消費者金融やクレジットカード、銀行カードローンや住宅ローンなどの借金がかさむと生活が苦しくなりますが、借金返済は年収の何割程度で限界になるのでしょうか。限界以上の借金をかかえてしまった場合の解決方法も知りたいところです。

今回は、借金返済の年収に占める割合いの限界について、先生に聞いてみましょう!

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借金返済は年収の何%まで?

けんた君けんた君

先生、こんにちは。今日は、借金返済が年収の何割以上になったら限界になるのかについて、教えてください。

ゆい先生ゆい先生

こんにちは。借金返済がかさむと生活が苦しくなりますが、借金返済額の年収に占める割合を考えることは、借金返済額の限界について、1つの目安にはなりますね。

けんた君けんた君

そうなんです。年収の半分(5割)くらいまでだったら返済可能なんでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

それは無理です。年収と言っても、そこから税金や各種の保険料などが引かれますし、家賃や光熱水道費、電話代などの通信費や生活費もかかります。遊興費や交際費もかかるでしょう。年収の半分も借金返済があるととても返済は続けられませんよ。

けんた君けんた君

そうなんですね。じゃあ、借金返済額が年収の30%くらいだったら返済出来るんじゃないですか?

ゆい先生ゆい先生

それでも難しいでしょう。消費者金融やクレジットカード、銀行カードローンなどの一般の借金の場合には、借金返済額の限界は年収の20%くらいだと考えると良いでしょう。

けんた君けんた君

借金の限度はずいぶんと低いんですね。

ゆい先生ゆい先生

はい、でもこれらの借金は金利が高いので、これ以上増えると金利がかさんで元本が減りにくくなり、返済の継続が苦しくなってしまいます。

住宅ローンなら何%くらいが目安?

けんた君けんた君

消費者金融などの場合は年収の20%程度が借金返済額の限界だということでしたが、住宅ローンの場合は考え方が違うんでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

そうですね。住宅ローンの場合は利率も低いので、もう少し比率が高くても返済は継続出来るでしょう。

けんた君けんた君

じゃあ、年収の30%程度までだったら返済継続できるんじゃないですか?

ゆい先生ゆい先生

はい、実際にも住宅ローン審査では、年収の30%~40%程度の借入比率が審査の通る限界になっています。理想を言うと、年収の25%程度に落とすことが出来れば、かなり楽に住宅ローン返済が出来ますよ。

けんた君OK

なるほど、よくわかりました。

限界以上の借金をかかえたら債務整理!

けんた君けんた君

消費者金融などの高金利の借金と住宅ローンの借金では、年収の何割以上が限界になるかという数字が異なるのですね。

ゆい先生ゆい先生

はい、そういうことです。ただ、どちらにしても限界以上の借金を抱えると、生活が苦しくなって返済を続けられなくなってしまいますよ。

けんた君けんた君

その場合には、どのような対処法があるんでしょうか?

ゆい先生ゆい先生

借金返済が年収の限界を超えてしまったら、債務整理が有効な解決方法になります。

けんた君けんた君

債務整理をすれば、いったん限界を超えた借金も再度返済計画を組み直して返済継続していくことが出来ますね。

ゆい先生ゆい先生

そうです。自己破産をすれば借金返済義務をなくすことも可能です。

借金返済が苦しくなったら弁護士に相談しよう

けんた君けんた君

借金返済額が年収の限界を超えたら債務整理すべきということですが、債務整理するには弁護士などの専門家の助けが必要ですね。

ゆい先生ゆい先生

はい、自分の借金返済額が限界を超えているかどうかの判断も、自分ではつきにくいことが多いです。

けんた君けんた君

弁護士なら、そもそも借金返済額が限界を超えているかどうかについても判断してアドバイスしてくれますよね。

ゆい先生ゆい先生

そのとおりです。まずは気軽な無料相談を利用して、弁護士に話を聞いてみると良いでしょう。

けんた君OK

わかりました。ありがとうございました。

まとめ
消費者金融などからの一般的な借金の場合には、借金返済額の限界の目安は年収の2割程度です。住宅ローンの場合であれば30%~40%程度が借金返済額の限界です。借金返済額が限界を超えたら債務整理で解決します。借金返済額が増えて支払が苦しくなったら弁護士に相談してアドバイスをもらいましょう。

 

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