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賃貸住宅に住んでいて毎月家賃を支払っている人はたくさんいますが、お金がかかった月など、家賃支払いが苦しくなることがあります。家賃滞納すると、借金返済を滞納した場合と同じように、ブラックリスト状態になってしまうことがあるのでしょうか。

家賃滞納した場合の対処法も知りたいところです。

今回は、家賃滞納によってブラックリスト状態になるのかや、対処法を先生に聞いてみましょう!

Point家賃を滞納したときの目下の問題は、住居を失う可能性があることです。どうしても支払えそうにないときは、公的機関の援助を受けられる可能性もあります。

今後の対応を検討する際は、こちらの記事も参考になります。

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ブラックリスト状態についておさらい

けんた君けんた君

先生、こんにちは。今日は、賃貸マンションなどの家賃を滞納した場合にブラックリスト状態になってしまうのかについて教えてください。

ゆい先生ゆい先生

こんにちは。ブラックリスト状態というのは、借金返済を滞納した場合などに、自分名義でローンを組んだりクレジットカードを作ることが出来なくなってしまった状態のことですね。

けんた君けんた君

そうです。借金返済を長期延滞するとブラックリスト状態になるんですよね。

ゆい先生ゆい先生

はい。借金は、だいたい61日以上延滞すると、信用情報機関が保有する個人信用情報に延滞事故情報が記録されてしまいます。すると、金融機関が融資の際にこの情報を参照するので、ローン審査に通らなくなってしまうのです。

けんた君けんた君

だから借金を延滞するとローンが組めなくなるのですね。それがブラックリストの正体だということですか?

ゆい先生ゆい先生

そうです。ブラックリスト状態になると、住宅ローンや車のローン、教育ローンやクレジットカードの利用、携帯電話の端末代金の分割払いなども出来なくなります。

家賃滞納でブラックリスト状態になるの?

けんた君うーん

それで、家賃滞納した場合でも、やはり借金返済の滞納と同じようにブラックリスト状態になるんですか?

ゆい先生ゆい先生

そうはなりません。家賃支払いと信用問題は無関係です。信用情報というのは、あくまで貸付や借り入れに関する信用の問題であり、賃貸住宅の家賃支払いはこの範疇に含まれません。

けんた君けんた君

ということは、家賃滞納してもローンやクレジットカードを利用することは出来るということですね。安心しました。

ゆい先生ゆい先生

ただし、家賃支払い方法をクレジット払いにしている場合には注意が必要です。この場合には、家賃滞納するとクレジット会社への不払いになってしまうので、借金返済を滞納した場合と同様ブラックリスト状態になってしまいます。

けんた君けんた君

なるほど、そうなんですね。

家賃滞納してどうにもならなくなったら?

ゆい先生ゆい先生

家賃滞納してもブラックリスト状態にはなりませんが、滞納状態を放置していると、家を追い出されて住めなくなってしまうので、それはそれで大変なことになりますよ。

けんた君けんた君

確かにそうですね。家賃を滞納した場合には、どのようにして解決すればいいんですか?債務整理で解決出来ないんですか?

ゆい先生ゆい先生

出来ます。滞納家賃も債務整理の対象になりますよ。たとえば分割払いの話し合いが出来ればそのまま住み続けることも出来ますよ。

けんた君けんた君

家賃を滞納しすぎて分割払いでも返済仕切れないときにはどうなるんでうか?

ゆい先生ゆい先生

その場合には、債務整理手続きの中でも個人再生や自己破産をすれば滞納家賃の残額を減額したり、支払いを免除してもらうことも可能です。

けんた君けんた君

それは助かりますね。家賃以外にも消費者金融などから借り入れがあるケースも多いと思いますが、そのような場合、家賃と消費者金融の借金を一緒に債務整理することも出来ますか?

ゆい先生ゆい先生

もちろん出来ます。安心してください。家賃滞納している状態でも、債務整理は有効な解決方法になりますよ。

けんた君けんた君

債務整理するなら、弁護士や司法書士に相談依頼するのがいいですよね。

ゆい先生ゆい先生

そのとおりです。まずは法律事務所や法務事務所が実施している無料相談を利用してみましょう。

けんた君OK

わかりました。ありがとうございました。

まとめ
家賃滞納してもブラックリスト状態にはなりません。ただし、家賃の支払い方法をクレジット払いにしている場合には、家賃滞納することによって信用情報に事故情報が記録され、ブラックリスト状態になってしまいます。家賃滞納している場合にも債務整理で解決出来ます。債務整理する場合には、弁護士や司法書士などの専門家に相談依頼しましょう。

 

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